さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

私の映画の原点

中学生の時、「ある愛の詩」と「ロミオとジュリエット」の2本立てを名古屋のロマン座(残念ながら今はない)で観て映画にはまった。
男二人で行ったのだが、二人とも大満足で、どちらかというと私は「ある愛の詩」に感動し、アイススケート場に一人佇み「愛とは決して後悔しないこと」という言葉が印象に残った。もう一人は「ロミオとジュリエット」というよりも、オリビア・ハッセーに惚れてしまったようだ。
それ以前にも映画を観に行ってはいたが、この2作品が自分の映画の原点である。

これらの映画の作曲をしたフランシス・レイニーノ・ロータは、他にも佳い曲が多く、今でもよく聴く。
映画にはまってからは、「スクリーン」とか「ロードショー」といった映画雑誌も買うようになり、「俺たちに明日はない」、「明日に向かって撃て」など、どんどん映画にのめり込んでいった。

暇になったなったもののコロナ自粛で、今年も旅行、ゴルフ、映画などには行っていない。観たいと思っていたアンソニー・ホプキンスの「ファーザー」は上映が終了してしまったが、8月に封切される「キネマの神様」は原作が大好きな作家の原田マハであり、ぜひ観に行きたいと思っている。

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