キネマの神様
「キネマの神様」を観てきた。映画に関しては、ゴウの役が志村けんさんから沢田研二さんに変更になったということしか前知識がなく、映画を観て原作とは全く違う内容であることを知り驚いた。しかしながら、原作からの変化を逆に楽しむこともできた。
沢田研二さんの好演を観ながら、志村けんさんならこんな演技になっていただろうなと勝手に思いながら楽しんでいるところもあった。
映画のパンフレットは売り切れてなかったが、「キネマの神様 ディレクターズ・カット」(原作者の原田マハさんが山田洋次監督等の脚本を再度小説化したもの)を買って帰った。
原作や映画の内容のストーリー等の詳細については、これから読んだり観たりする人もいるので、どちらも面白いということだけ言うにとどめたい。
7月14日のブログ「私の映画の原点」に、中学生のとき名古屋のロマン座で「ある愛の詩」と「ロミオとジュリエット」の二本立てを観て映画にはまったと書いたが、その後ロマン座はポルノ上映館に変わり、現在はなくなっている。過去の名画を時々上映する映画館も稀にあるが、名画を主体に上映する映画館があるとうれしい。
原作にも映画にも出てくる「テアトル銀幕」のような映画館があってほしいのである。