さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

私の絵画鑑賞の原点

私の広く浅い趣味の一つに絵画鑑賞があるが、興味をもって美術館へ行くようになったのは時間に余裕ができ始めたこの数年のことである。

子供の頃から絵は下手で、絵を観ることにも興味はなかった。
絵に興味を持った原点をあえて探すならば、世界史の教科書に載っていたルネッサンス時代の「ヴィーナスの誕生」(ボッティチェリ)あろうか。この絵をきっかけにギリシャ神話にも興味を持ち、ギリシャ神話を題材にした絵にもまた興味を持った。

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ボッティチェッリヴィーナスの誕生」(ウフィッツィ美術館)

その後、大学4年で部活を引退した夏休みにヨーロッパを一人旅した時、ルーヴル美術館へも行ったが絵画の知識はなく、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザの微笑み」やドラクロワの「民衆を導く自由の女神」を観て、教科書に載っていた絵があるなと思う程度であった。宗教画に迫力を感じたものもあるが、キリスト教の知識も乏しく、どういう絵かあまりよく分からなかった。

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ドラクロワ民衆を導く自由の女神」(ルーヴル美術館

友人から薦められていた印象派美術館(現在のオルセー美術館)へ行くと、ゴッホルノワールなど当時の自分にとってはより身近に感じられる絵が多く、ルーヴル美術館より惹きつけられるものがあった。今も印象派の時代あたりの絵に最も興味がある。

社会人になってからは美術館へ行くこともなく、絵画に対する興味もほとんどなかったが、50代後半になってから少し時間に余裕ができ、伊集院静さんの「美の旅人」や原田マハさんの一連の著作を読み、絵画への興味が深まって行った。

今、時間はあり余っている。早くコロナが終息し、全国を縦横無尽に美術館巡りできることを願っている。