さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

根付いてきた隠居人生活

今年の6月25日にサラリーマン生活を終えて隠居人となり、もって生まれた性格から楽な生活にはすぐ慣れたのだが、隠居人でも新米としての悩みはあり、最初は何から手をつけたらよいか思案した。結局は、仕事と同じで優先順位をつけるしかなかったのである。

先ず第一がこのブログを書くことである。日記を書いても長続きせず、本を読んでも内容を忘れてしまうので、趣味に関することなどをブログに書き留めることにした。ソーテック社の「はてなブログPerfect Guide Book」を読み、7月6日より始めた。人の目を意識することでがんばることができている。

第二は株式投資である。銀行勤務時代はいろいろな制約があり、個別株式の売買は原則できなかったが、今は自由にできる。証券アナリストであり、銀行でも有価証券の運用部門に十数年携わった経験もあり、趣味と実益をかねて楽しんでいる。隠居人生活に潤いを与えてくれる。

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花束にあった葉

上の写真は、サラリーマン生活を終えた時に後輩からもらった花束にあった葉である。花束は妻がいくつかの花瓶に入れてくれたが、花は1~2週間で終わり一部はドライフラワーになった。葉っぱはいつまでも元気だねと話していたら、根が生えていた。

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葉に生えてきた根

私も隠居人としては根付いてきたが、さすらってはいない。最近でこそ映画やゴルフによく行くようになったが、さすらっているのは頭の中だけである。松尾芭蕉ではないが、「片雲の風に誘われて、漂泊の思い止まず。」である。