さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

大谷翔平選手の一年

今日は大谷翔平選手の最終戦、朝の4時からテレビ中継にかじりつくための体制を整えると、すぐに46号となるホームランを打ってくれた。ホームラン王の奇跡を微かに期待しながら観ていたが、それは叶わなかったものの、100イニング投球、100奪三振、100安打、100得点、100打点の史上初のクインダプル100で締めくくった。言い古されているが本当に想像を絶する選手である。

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大谷翔平選手 46号・100打点
(Full-Count、APより)

7月12日のブログにも書いたが、大谷翔平選手の魅力は底知れない。

2018年アメリカに渡り、最初は揶揄されたが、4勝22本塁打ベーブルースの再来と騒がれた。2019年は靱帯損傷と手術、2020年は左膝のケガがあり、今シーズン前も契約に至るまでの紆余曲折があった。1年通してケガのない活躍を願ったが、これほどの活躍は想像もしていなかった。試合に出られなかった時期の努力がいかばかりであったか、これも想像できない。

シーズン序盤は投手として四死球が多く心配したが改善した。
シーズン終盤は打者として敬遠を含む四球が多くヤキモキした。

隠居人なので暇はあり、テレビ中継があれば6月26日以降はほとんど観ていた。毎日、何回も彼の人間的魅力を映し出してくれたので、毎日のように楽しむことができた。しばらく中継を観ることができないので寂しくなる。

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ファンの応える大谷翔平選手
(Full-Count、APより)

メージャー初の記録を数えきれないほど達成したが、それ以上にファンが彼の一挙手一投足に注目し、一喜一憂する真のスーパースターである。不世出の選手がさらにどう進化するのか、楽しみは尽きない。