さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

鳴門の渦潮と大塚国際美術館

今日(10/27)は、鳴門の渦潮のピークが10時であったので、先ずはその時刻に合わせ9:40発の観潮船に乗った。

鳴門海峡大鳴門橋近くに、渦潮を船からいくつも見ることができた。

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大鳴門橋と渦潮

生まれて初めて見る渦潮であったが、波が起き、渦が巻き、泡が立って、すぐに消えてしまう。これを繰り返す渦潮を見ていると何か神秘めいたものを感じる。

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鳴門の渦潮

10月25日のブログ「淡路島」で、天つ神より天沼矛を授けられたイザナミトイザナキが天の浮橋に立ち、潮をかき混ぜてできたのがオノゴロ島というようなことを書いたが、古事記の作者は鳴門の渦潮を見て発想を得たのではないかと(そんなはずはなく勝手な妄想ではあるが)思ってしまった。

実際には渦潮を見ていたの5分位であったと思うが、壮観で神秘に満ちた光景であり、見に来て良かったと改めて思った。

次は、大塚国際美術館である。本当の絵画鑑賞とは言えないが、原寸大で複製されており、本の写真を見ているよりも臨場感がある。写真はフラッシュを使わなければ自由に撮れるので、結構たくさん撮った。いろいろな美術館に所蔵されている作品が一堂に会し解説もされているので勉強になり、5時間近く滞在した。

システィーナ礼拝堂も雰囲気は出ていた。

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システィーナ礼拝堂大塚国際美術館

スクロヴェーニ礼拝堂もあり、実際の場所に行くことは叶わないであろうが、きっとこんな感じなんだろうなと思いながら眺めていた。

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スクロヴェーニ礼拝堂(大塚国際美術館

テーマ展示(運命の女)では、ギュスターヴ・モローの「まぼろし」があった。一目でサロメと分かるものである。

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ギュスターヴ・モローまぼろし」(大塚国際美術館

サロメについては、また別の機会に書きたい。