立冬
今日は立冬、暦の上では冬の始まりである。これから徐々に冬めいていくのであろうが、穏やかな小春日和の一日をゆったりと過ごすことができた。
七十二候では、「山茶始開(つばきはじめてひらく)」である。
家には山茶花はないが、椿は2本あり赤い花が先月の初めころから咲き始めている。3月ごろまで咲いているので、立冬前から立春後まで1年のうち3分の1以上は咲いていることになる。
椿は好きな花である。蕾はとてもかわいらしい。椿は花ごと落ちるが、それはそれで風情がある。ただ、花びらは傷みやすい。
余談であるが、椿の花に近づいて写真を撮っているとスズメバチがやってきた。一昨年アシナガバチに刺されてから蜂に怖れを抱いているので、及び腰でスズメバチの写真はまともに撮れなかった。スズメバチは今までに4回も巣を作っており、その都度駆除してもらっている。今年はもう作らないであろうが、多少心配が残る。
立冬でもまだ冬らしい気配はあまりないが、昨日の散歩では桜の枯れ木が目を引いたので、写真を載せておく。
桜は早く紅葉し、葉が落ちるが、あと4か月余りで満開になると思うと楽しみである。