さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

池袋暴走事故の求刑に思う

飯島幸三被告は上級国民などと言われ、本日に至るまでさまざまな批判があったが、求刑は順当なものであったと思う。
しかし、このような事故があったにもかかわらず、いまだに高齢者の暴走事故が後を絶たないのが問題である。
私の父親は27年前、70歳になった時、何かの自覚があったのかもしれないが、晩節を汚すことになってはいけないと言って、運転免許証を返上した。今から思うと英断であったと思う。母親は父が亡くなった後一人暮らしであったが、高齢になり運転が心配で子供たちで説得し7~8年前に運転免許証を返上した。

今度は自分の番であるが、まだ64歳になったばかりであり当分は運転するつもりではあるが、今度車を買い替える時には自動ブレーキの装備されたものにしようと思っている。

福岡の飲酒運転事故でなくなったかわいい三人姉妹の写真が脳裏に焼き付いており、飲酒運転は絶対にしないと心に誓っている。池袋の暴走事故も、松永真菜さん、莉子さんのような素晴らしい母子がなくなられたような事故を起こさないよう自制することを忘れてはならない。十分生きてきた者が、前途ある人を死に至らしめてはいけないのである。