2月16日、最高の贈り物
昨日、最高の贈り物が届いた。句会の宗匠(大学同期の主将加川さん)からである。何が送られてきたのかと思い開けて見ると、「淳司百選句」と書かれた句集であった。
2月7日のブログで自選100句を私が公表するや否や、現役で仕事をする中で一句ずつ丁寧に清書し、句集にまとめ贈ってくれたのである。その発想と行動力に驚き感激した。
この句集を一枚一枚めくりながら、涙が出て止まらなくなった。妻ももらい泣きしていた。
自分が俳句を作ってきた証しとして百句を選んだ。駄句ばかりであるが、句集にしてもらい完結したという意味で我が家の家宝である。
彼は私の余命を知ってから、仕事も忙しい中で毎日励まし、草木花、鳥獣、街の様子などを外に出られない私に写真で教えてくれている。望外の幸せである。
仕事や大学部活で濃密に関わった方々から、温情ある励ましのお手紙やメッセージをいただく度に、自分の人生には悔いがなかったと思い、家族の愛に支えられて、自分は誰よりも最高の人生の終末を過ごしていると実感している。