淡路島
今日の天気は生憎だが、堺を後にして淡路島へ向かった。
先ず、本居宣長がオノゴロ島と断定した岩屋港の近くにある絵島に行った。
古事記では、神代七代の最後の神として生まれたイザナミとイザナキが、天つ神より天沼矛を授けられ、国土創造を命じられる。
イザナミとイザナキは、天の浮橋に立ち、沼矛を下ろして、流れ漂う海と泥の混じる塩をこおろこおろとかき混ぜて引き上げた。その時に矛の先から滴り落ちた塩が重なり積もってしまになった。これがオノゴロ島である。(古事記より)
現在では、オノゴロ島は沼島(ぬしま)説が強いが、本居宣長が同じ絵島を見てオノゴロ島と思ったと思うと感慨深い。
次は伊弉諾神宮へ行った。古事記、日本書記の創祀を記し、神代の昔に伊弉諾大神が御子神の天照皇大御神に統合の権限を委ね、近江の多賀の地に幽宮(かくりのみや)を構え、終焉を迎え、神陵を構えて祀られたのが伊弉諾神宮である。
七五三の御祈祷で、巫女さんが舞っていた。
昨日は大阪府の天然記念物の百舌鳥八幡宮の大楠を載せたが、今日は兵庫県の天然記念物の夫婦大楠を載せる。
今日は直島のベネッセ・ハウスに宿泊である。