さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

アーチェリー男子団体観戦記

7月23日のブログで同じ出身高校の武藤弘樹選手を応援する記事を書いたが、24日の混合ダブルスでは健闘するもメダルには届かなかったものの、今日の男子団体では河田、古川選手とともに活躍し銅メダル獲得に貢献した。

準決勝では、金メダル候補の韓国相手にシュートオフまでもつれ込み、最後に射った武藤選手放った最後の矢が9点で同点となったが、より中心に近い矢が韓国の方であったので惜しくも決勝進出はならなかった。武藤選手は自分の最後の一射が10点であれば決勝に進んだのにと悔しかったに違いない。

3位決定戦では、オランダ相手に準決勝同様シュートオフまでもつれ込み、準決勝の再現のようであった。最後に射る武藤選手の矢が10点に入れば同点になるが、オランダ選手の射った10点の矢よりも中心に近くなければ負けとなってしまう。精神的な重圧はとても大きいものであったと思われるが、武藤選手の放った矢は10点の枠の更に内側にある枠(インナーテンと言うらしい)に入り勝ちを決めた。準決勝の悔しさもあったので、この最後の一射は格別の価値と嬉しさがあったと思われる。

オリンピックのアーチェリー男子団体では初めてのメダルである。
素晴らしい快挙であり、健闘を称えたい。