さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

阿部兄妹の金メダルを祝う

今日は、中学、高校、大学と柔道部であった長男が休日であったので、予選から解説を聞きながらテレビ観戦をした。

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高校時代(約20年前)の長男(下の選手)(愛知県武道館

私も中学、高校の体育の授業ではほぼ毎週柔道があり、柔道の試合はずっと興味をもって観ているが、オリンピックでも一番強いと思われる人が勝つとは限らず、今日も手に汗握り観戦した。

阿部一二三選手はリオ終了後から続いた丸山選手との代表争いで、先行してから逆境に陥り再逆転での代表入りをし、代表決定戦から安定感が増し、今日も力強い勝ち方であった。
阿部詩選手は危なげなく勝ち進むと思っていたが、思ったよりは苦戦した感があった。

二人とも周りの期待が大きいだけにプレッシャーも大きかっただろうが、期待通りに二人揃って勝ったのは流石である。二人とも真のスーパースターであり、これからも頑張ってほしい。

話は変わるが、4年前に友人から増田俊也の「七帝柔道記」(角川文庫)を薦められて読み、自分の学生生活とはかけ離れた内容でありとても面白かった。その中で書かれている七帝戦は現在とは違う戦前からのルールによる旧制七帝大の対抗戦であり興味深く、各大学持ち回りで開催されるがちょうどその年は名古屋大学の主催であり、愛知県武道館で開催されたので、東京から来た友人と一緒に観に行った。
本も面白いが、実際の試合も面白かった。

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七帝戦(2017年愛知県武道館