さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

伊根の舟屋

7年前の春、竹田城城崎温泉、伊根の舟屋、天の橋立を巡る1泊2日のバスツアーに参加した。どこも行ったことがなく、竹田城城崎温泉、天の橋立は以前から行きたいと思っていたが、伊根の舟屋はどんなところか知らなかった。

伊根の舟屋は遊覧船に乗って観たのだが、海側の1階が舟のガレージのようになっている家が並んでいて、とても興味を引く光景であった。舟屋も珍しいが、皆で餌をまくのでカモメが寄って来て、2羽だけだが鳶も来たのでシャッターチャンスを狙っていたら、舟屋を背景に鳶の写真が撮れた。

f:id:sasurau64:20210923163405j:plain

鳶と伊根の舟屋

なぜ急に7年前のことを持ち出したかというと、安野光雅の「洛中洛外(春夏編)」(産経新聞出版)を購入し読んでいると、伊根の舟屋のことが絵とともに書かれていて思い出したからである。

f:id:sasurau64:20210923165250j:plain

安野光雅「洛中洛外(春夏編)」
産経新聞出版社)

本に描かれている「伊根の舟屋」の絵は、以下の通り。

f:id:sasurau64:20210923165526j:plain

安藤光雅画「伊根の舟屋」(同書より)

1階が舟のガレージのようになっている舟屋を少し拡大した写真は、以下の通り。

f:id:sasurau64:20210923171903j:plain

伊根の舟屋の写真

この本を読んでいると、京都へ行った時の想い出がよみがえってくる。また、これから行きたい思う場所もたくさん浮かび上がってくる。

次は、「洛中洛外(秋冬編)」を読み、また旅行に行ける状況になれば、京都へ行きたいと思っている。