堺の抹茶と和菓子
先日、次男の嫁の実家におよばれした際、抹茶と和菓子をお土産に頂いた。最近、私が抹茶を喫するようになったとの情報が伝わっていたようである。
抹茶も和菓子も千利久、今井宗久、津田宗久らを輩出した土地で受け継がれてきたものであり、歴史の重みと伝統を感じる。
上の写真は、抹茶の缶が包まれているところを前と後ろから撮ったものである。文政元年創業とあり、創業200年以上続いている茶舗である。
包みを取ると次のようになる。
棗に移し替えるより、(私は抹茶の作法を知らないので)このまま使いたい感じである。
美味しい和菓子も頂いた。
八百源來弘堂の和菓子である。その前身である八百屋宗源の肉桂餅(にっきもち)は豊臣秀吉の時代から珍重されていたようである。
肉桂餅は餅に肉桂(シナモン)が混ぜてあり、香りも味もとても良い。
ちぬ乃月は餅にケシのみが散りばめられており、とても香ばしい。
和菓子と抹茶を堪能する。
抹茶のことは初心者で作法もよくわからないが、和菓子と抹茶の美味しさが格別であることはよくわかる。絶品である。
<追加>
堺観光ガイド(インターネット)で店の写真を見つけたので、掲載しておく。
<さらに追加「さかい利晶の杜」より>
①待庵(復元)
千利久茶の湯館にあり、京都府大山崎の妙喜庵にある国宝「待庵」(千利久策で唯一現存する茶室)の復元したもの。