さすらう隠居人の日記

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ラグビー早慶戦

毎年、勤労感謝の日ラグビー早慶戦大正11年(1922年)から続く伝統の一戦である。テレビ観戦だが、秩父宮ラグビー場のスタンドの上に並んで見える神宮外苑の銀杏並木の黄葉が美しい。

今日の早稲田のスタンド・オフは伊藤大祐で、前半の活躍が目立ち、自陣から自分でキックをつないでトライするプレーも目を見張った。前半は35-4でかなり一方的な試合展開であった。

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伊藤大祐(日刊スポーツより)

しかしながら、後半は自陣へのキックを伊藤が不用意に処理しようとして、ノック・オンとし少し流れが変わり、立て続けに2トライ、2ゴールを取られるなど、慶應の粘りも素晴らしく結果的には40-33で終わった。

今年から「自陣からけったボールが22mラインの内側でバウンドして出た場合はマイボール(従来は相手ボール)のライン・アウトで再開する。」というルールが取り入れられたが、前半の終わりにその場面があり、トライとゴールに結びついた。接戦の試合ではかなりエキサイティングな場面を演出することになるルールであることは間違いなさそうである。

スタンドオフの伊藤が後半にけがで退場したことが気がかりである。