さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

吐血

11月20日から腹痛が始まり、休み明けの22日に医者へ行き薬を飲んでいたが、良くなったり悪くなったりで、トレンドとしては悪くなっていたようである。

昨日も痛みがひどく、ブログも休んで痛みに耐えながらゴロゴロしていた。

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腹痛(japan-treasure-media-search.comより)

夕方に吐き気を催したので、トイレに行き2回ほど戻し、トイレットペーパーで鼻をかんだり口を拭いたりした後、もう一度戻した。その時はトイレットペーパーに赤い血がはっきりと確認できた。(汚い話で申し訳ない。)

夏目漱石修善寺の大患と違い、吐血の量も盥(たらい)と湯呑ほどの違いはあるものの、少し心配になった。(そう言えば、12月9日が漱石忌であり、ブログに書くつもりであったが忘れていた。)昨日は休診日であったが、腹痛で診てもらっている近所の医者の個人携帯に連絡し、症状を話し、今日の朝、胃カメラで検査してもらうことになった。

いつも人間ドックでは胃カメラで苦しむが、この医者は巧く苦しむことはなく良かった。胃カメラで撮っている映像を見ながらいろいろと説明を受けたが、吐血の原因は逆流性食道炎であった。医者からは「こんなにひどくなるまで我慢する人はいませんよ。」と言われたが、我慢できなかったから、11月22日と29日に診察を受けたのだと言いたかったものの、口から胃カメラが入っていて言えなかった。

逆流性食道炎は薬で治せそうであり良かったが、胃癌の疑いが濃厚であるというポリープが見つかり、生体検査に出され1週間後に結果がわかる。毎年人間ドックを受けているので、癌であっても初期のものだと思うが、癌でないことを望んでいる。