愛知銀行と中京銀行の経営統合
昨夜、愛知銀行と中京銀行が経営統合する方向で最終調整しているという報道があった。
中京銀行は私が今年の6月までお世話になった会社であり、まだ取締役会の機関決定は行われていないものの、良い方向に進んでいると思う。
金融業界を取り巻く環境が厳しくなっており、中京銀行はもう何年も前から統合には前向きの姿勢であり、良い相手であれば一緒になることを公の場で表明してきた。愛知銀行は経営内容も良く、規模も比較的近く、とても良い相手である。
私自身も愛知銀行とは、若い頃は資金証券、その後は人事、最後は役員の方々と交流があったが、人柄の良い穏やかな人達ばかりであった。
中京銀行の行員は不安も大きいと思う。統合の相手が大き過ぎると飲み込まれて、行員が淘汰されてしまう恐れもあるが、今回進められている相手との統合ではそのようなことはないであろう。
OBとして中京銀行の行員に思うことは、「統合により愛知県でトップの銀行になる。その中でしっかりと能力を発揮し活躍することにより、存在感を示すことができる。誇りをもって今まで以上に頑張ってほしい。」ということである。