さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

初夢

初夢の定義はいろいろあるが、一般的には元旦の夜から二日の朝に見る夢である。初夢に見ると縁起が良いとされるものに、「一富士二鷹三茄子」があるが、未だかつて私の初夢に現れたことはない。

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一富士二鷹三茄子(tenki.jpより)

一富士二鷹三茄子」の謂れにはいろいろあるが、一つ面白いのは、日本三大仇討ちを表しているというものである。
一冨士は、曾我兄弟が父親の仇である工藤祐経を富士の裾野で討ち取ったことを示し、二鷹は、赤穂浪士が主君の仇である吉良上野介を討ち取ったその主君の浅野内匠頭の紋所が鷹の羽であったことを示し、三茄子は、荒木又右衛門が弟の仇である河合又五郎を伊賀の鍵屋の辻で討ったが、伊賀の名産が茄子であったことを示している。

毎年、初夢に何を見るのか楽しみに寝るのだが、満足した夢を見て起きた試しがない。それどこらか満足に覚えていることもない。

昨夜は一晩中、逆流性食道炎との悪戦苦闘であり、寝ているのか起きているのか分からない状況であった。快方に向かっているのは確かであり、数日中には通常の日々に戻る予感がする。