菅首相の総裁選不出馬
今日のお昼頃に菅首相の総裁選不出馬と首相辞任のニュースを観て驚いた。
総裁選の出馬意欲が強く、下村政調会長に出馬を断念させ、岸田前政調会長の党改革を受けて二階幹事長の辞任を取り付けるなど、精力的に動いていたような気がするのだが、どういう力が働いたのか、安倍前首相が引導を渡したのか、私の知りうるところではないが青天の霹靂である。
ニュースを観ている限り、最も動揺していたのが枝野幸男・立憲民主党代表のような気がする。菅首相で衆院選が行われれば今より議席が増やせると思っていたのが、思惑が外れてがっくりしたのだろうか、基本的には自民党内のことであるのに記者会見で的外れな批判をしているようにしか思えなかった。
私は特に自民党の支持者ではないが、総裁選の顔ぶれが決まり、それぞれがどのような主張をするのかは楽しみである。
今日の株式相場は、前場と後場の間に不出馬のニュースがあり、後場は約300円上昇し6月以来の2万9千円台で引けたのは皮肉である。