さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

妻の思いつめた表情に狼狽

仕事から離れて約3週間が経過し、朝から晩まで好きなことをし、夜更かし朝寝を繰り返し、自由気ままに過ごしている。こんな楽しい生活はないと思っていたら、妻が思いつめた表情で、「これからどうしたらいい?」と言ってきた。深刻な顔である。

自分だけが一日中家に居て、浮かれた生活をしていることに問題があったのか。世間では、夫が定年退職をし一日家に居て威張っていることに耐え切れず離婚したという話を読んだことがある。うちもそうなのか。

勤めていた時は会社の給料日が15日で、毎月15日か16日には一定金額の家計費を渡していたが、全く家計費を渡すことを忘れていたので、家計のやりくりを心配してのことであったとわかった。給与収入は無くなったが、厚生年金の報酬比例部分と企業年金があり、「忘れていただけで、心配しなくてもいい。」ということを伝えたら、少し安心したようである。

お互いに取り越し苦労をしたようであり、一件落着である。