さすらう隠居人の日記

旅、俳句、映画、ゴルフなど

メダルを獲れなかったアスリートたち

今回の東京オリンピックで、日本が予想以上のメダルを獲得できたことは喜ばしいことである。メダルは獲れなかったが活躍が印象に残った選手もたくさんいる。どちらの健闘も称えたい。

池江璃花子選手は病気が治ってオリンピックに出られたことが皆を喜ばせた。勇気を与えられ人も多いだろう。
松山英樹選手、畑岡奈紗選手は世界のトッププロの風格を示した。
男子サッカーのチームは予選リーグをトップで通過し、メダルは逸したものの世界に日本の存在感を示した。
オリンピックではずっと上位に進めなかった競技でも結果を残した。走り幅跳びの橋岡優輝選手、1500mの田中希実選手は素晴らしい結果を残した。今後を期待したい。
高飛び込みの玉井陸斗選手も頑張った。若い選手が頑張っている姿は頼もしい。

今回からオリンピック競技になった種目もある。BMXの中村輪夢選手は今回メダルには届かなかったが、パリオリンピックに期待している。
スケートボード女子パークの岡本碧優選手はメダルを逸したことは残念であるが、国境を超えた仲間たちから称えられている姿を見ているとメダル以上の価値があるように思えるし、この競技に清々しさと奥深さを感じる。これぞオリンピックである。

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岡本碧優選手(モデルプレスより)

ミュンヘンオリンピックの記録映画で、「時よとまれ君は美しい」を観たことがある。敗者にもスポットがあたり、とても良い記録映画であった。今回もあのような記録映画が作られることを望む。